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プロフィール |
Author:しゅうちゃま
愛知県岡崎市で弁護士をしています。悩みを抱えた人に親身になって対応するように心懸けています。 このブログには法的な問題ばかりでなく,日常の少し役立つ情報などお載せしたいと思っています。 私の事務所のホームページはこちらです。 ※なお,当ブログでデフォルトで表示される広告については,私とは関係がりませんので,念のため註記しております。
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熊野 |
更新が遅れてしまいましたが,ブログ第2弾です。
4月27日は仕事で三重県熊野市に行ってきました。 私は、約3年半の間,三重県熊野市で弁護士をしていました。今回の仕事は,熊野時代から継続している裁判事件です。 熊野市といわれれば,みなさんは,「熊野古道」という言葉を想像されると思います。 ところが,熊野市=熊野古道ではありません。正確にいうと,熊野市には熊野古道はありますが,熊野古道は熊野市だけにあるわけではないのです。 熊野古道とは,熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)に詣でるために紀伊山地の全体に編み目のように張り巡らされた参拝道のことをいいます。各地域からのルートがあり,伊勢路,大辺路,中辺路,小辺路,紀伊路があります。
そもそも,「熊野」とは,かつての紀伊国牟婁(むろ)郡のことで、紀伊半島南部の地域をいいます。現在の和歌山県の南部(新宮市,那智勝浦町,太地町,串本町,白浜町など)と三重県南部(先ほどの紀北町から御浜町まであたり)がこの地域にあたります。紀伊国牟婁郡は,古くは熊野国と呼ばれていたようです。 その紀伊国牟婁郡は明治になって、近畿地方で最も長い「熊野川」を境に二つの県に分けられ、熊野川から西は和歌山県、熊野川から東は三重県に属することになりました。先にお話した熊野三山は,すべて和歌山県内にあり,観光客がよく訪れるのはこの熊野三山です。ですから,実際熊野に住んでみると,熊野市=熊野古道とはあまり感じません。もっとも,熊野市自体に有名な観光箇所があります。 まず,まるで獅子の顔のような「獅子岩」です。
 次は,花窟神社(はなのいわや)です。山の斜面の岩全体がご神体となっています 。
  上の写真は七里御浜海岸といい,なだらかな海岸が続いています。
熊野の裁判所にはまだしばらく通うことになりそうですので,そのときにはまた,熊野の魅力を伝えたいと思います。
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